2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art 22 – ルシアン・フロイド 色と筆遣いが好ましく、写真に収めた絵。 1980年台の作と知り、美術史的に意味があろうか、と考えてみる。 「ダヴィンチは、万有引力を知っていた」 そのことを、アピールしているのかも? モナリザの背景。 水平面の高さが […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art 21 – ドラクロワ 写真の予感 最古の写真の登場は、1825年。 その前年、ドラクロワは、スナップショットを描いた。 ポーズをとった胸像が多い、西洋美術において、珍しい。 写真の登場を、予感していたか?
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-12-16 sakura15 評論 Taschen Basic Art 20 – アンソール 2 黄色の使い方が、目に優しい。 箱根のPOLA美術館だったか、日本の画家で、同様に黄色がうまい方がいた。 砂漠の神殿の前に、象が2頭。 灼熱の砂風に佇む存在感。 タイトルをご存知の方は、連絡ください。
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art 19 – アンソール 5頭身の幼児体型に、フワッとAラインのシルエット。 今にも動き出しそうな、かわいらしい骸骨たち。 アンソールは、キモカワいいの、はしりだった?
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art 18 – ルソーは優れた絵本 ルソーの絵、眠るジプシー女。 不思議な暖かさと、物語を感じる。 下手な絵本よりも、子供の成育にも良さそう/ 下段は、日本のぐりとぐら。 よく見ると、絵に力を感じませんね。
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art 17 – ロートレック ポスターで有名なロートレック。 一部の油絵にも、その片鱗が感じられる。 下の絵、人物の肌だけ質感があり、あとは非常にフラットに描き分けている。 油絵は、絵の具を上に重ねていくもの、というイメージを覆される。スーラの点描も […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art 16 – ムンクの黒い影 ムンクは、有名な叫びの後、女性の黒い影を描く。 女性の黒髪に、その原型が?
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art 15 – クリムトのブナは、睡蓮を超えた クリムトの金は、「ブナの林」でも発揮。 光と、目に優しい質感と。 モネの睡蓮を超えた。
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art 14 – ギーガーとクリムト 映画エイリアンのデザイン、H.R.ギーガー。 ギーガーも、クリムトのファンだったか。 クリムト 服の中の、魚類 ギーガー 機械の中の、魚類
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art 13 – クリムトの人魚 ◯ヒトの中の魚類、服の中の動物 クリムトの「Marmeids」 無意識の中から、言葉が立ち上る不思議を、描いているか。 キリスト教の西洋圏では、稀な表現。 後の金のクリムトも、服の中の魚類を描いているかもしれない。月 […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2023-01-24 sakura15 評論 Taschen Basic Art 12 – マネ 白の画家 マネの代表作、鉄道。 水彩画のような透明感が、特徴的。 どこから来るのか、と考えると、平面的な色の置き方だけではなく、白のハイライトが効果的。 面的でありながら、明るい光を感じさせる。 ◯マネは、写真に対し、印象派と […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-12-16 sakura15 評論 Taschen Basic Art 11 – マネのメキシコ ◯メキシコ – 弛緩した足から撃たれる銃弾 マネが参考にしたとも言われるゴヤ。 こちらでは、まだ戦う足になっているか。 銃の、非対称性。
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art ⑩ – モンドリアン ◯抽象画も、写実画から生まれていた 左 パウル・クレー 1915年 右 モンドリアン 1921年 有名なモンドリアンの抽象画。 突然変異かと思いきや、グレーの家並みを踏まえている。 そして、焚き火の赤と、夕陽の […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2023-01-24 sakura15 評論 Taschen Basic Art ⑨ – ヤン・ファン・エイク 下の絵、赤と青が映える。 焚き火の赤と、漆黒の青。 実は炭火には、赤が青く見える現象がある。 山火事と異なり安全。 ヒトが怖れないように、青とマスクするクオリア。 右上の青い服を着た天使は、このことも表現していた […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2023-01-24 sakura15 評論 Taschen Basic Art ⑧ – 神の子羊 ◯キリストを羊として描いていた ヤン・ファン・エイクの聖なる子羊。 同じ十字架で、キリストを描いている。 神の子羊は、キリストを指す表現の一つ。 聖書の中にも含意がありつつ、認めない立場もある。(Wikipeda […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art ⑦ – 神秘の子羊 人を、動物の上に置いたキリスト教。 獣を描くのは、珍しい。 ヤン・ファン・エイクの、レントの祭壇画では、羊が祭壇の上に描かれている。 血を、ワイングラスに注ぎながら。 ◯大地を、羊として描き、聖なるものと描いた 野生 […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art ⑥ – ボス ①人を化け物として描く、西洋の画人 人を、魚との合身として描く。 キリスト教国には珍しい、「理性的な自己」を超える描像。 ついでに、魔女狩りの時代に、「最後の審判」とエクスキューズしながら、悪鬼=魔女狩り派、と風刺したか […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art ⑤ – ドガ 2 先ほどのドガの絵は、写真をもとに描いた。 写真との違いが、ドガの個性。 ①禿げた男性の、右腕が、隠れた ②女性の左腕のある位置に、心霊現象のような? ③緑の紋様 ドガの絵は、直感的な好ましさを、保っている。 ◯何ごと […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art ③ – ドガ ヨーロッパの浮世絵趣味と言えば、1867年のパリの万国博覧会。浮世絵が出品されてから。 それ以前に、日本画は、ドガの背景に現れていますね。 ◯背景の緑が、右肩を侵食しているのは、、、 モナリザの右肩の地が、タバコの煙か万 […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-11-20 sakura15 評論 Taschen Basic Art ② – マーク・ロスコ ◯バウハウス2.0 職人 加工=高価=富の象徴 ↓ アールデコ 装飾の工業化 ↓ バウハウス 装飾の否定 ◯バウハウスの問題点 自然な表情まで、否定してしまった。 鉄・コンクリート・ガラス・プラスチック […]
2022-11-20 / 最終更新日時 : 2022-12-16 sakura15 評論 Taschen Basic Art Seriesのすすめ① 以下の絵、印象派のゴッホのように、見えますよね。 実は、写真です。 数千回撮影し、モザイク状に合成したと。 ◯西洋アートは、写真からの進化 中世 モナリザ ↓ 19世紀前半 写真の登場 ↓ 19世紀後半 絵 […]
2022-11-11 / 最終更新日時 : 2022-12-14 sakura15 評論 3枚で分かるアートの歴史 18世紀 尾形光琳 燕子花図1889 ゴッホ アイリス1948 ポロック Number 14 Grey
2022-11-11 / 最終更新日時 : 2022-11-11 sakura15 評論 Taschen Basic Art Series JR千葉駅前の出店手数料は、売上の16%。 賃料固定ではないので、予測がつきにくいケースでも、出店しやすい。 月額980円で、借り放題。買い取りは、2980円。など、どうでしょう? フードトラックを借りて、美大・芸大前を […]
2022-11-10 / 最終更新日時 : 2022-11-10 sakura15 評論 子供の絵は、無意識を描いている? ワタシの、小学校低学年の時のマンガ絵。 主人公の「左手」が、自動車の助手席に乗った風で、飛んでいってしまった。 ドラえもん〜、と助けを呼ぶ絵 (^_^) 長年、変な絵を描いたなぁ、と気恥ずかしかったが、、、最近、別の解釈 […]
2022-08-28 / 最終更新日時 : 2022-12-10 sakura15 評論 バンクシー、カッコ悪い 匿名で、パイナップルを投げる。 パイナップルは、手榴弾のスラング。トゲトゲの殻を、投げつける。中に、実が入っている、というエクスキューズで。 「お前のためだ」と言ってDVを続ける夫のよう(^_^) でも、直感的な好ましさ […]
2022-06-07 / 最終更新日時 : 2022-06-07 sakura15 評論 歴史に残る作品も、他の作品と共鳴している 左 パウル・クレー 1915年右 有名なモンドリアン 1921年 ◯美大は、ゴッホを真似て良い/ ゴッホは、傑作「タンギー爺さん」の背景に、浮世絵を多数描いた。 ①写真の発明↓②写実的な絵の存在意義が問われる↓③ざっ […]
2022-04-21 / 最終更新日時 : 2022-12-10 sakura15 評論 タトゥーならトライバル & 赤土ペイント 自宅から100メートルのところに、タトゥー屋がある。 ハーレーが何台も飾ってあり、昔ブイブイ言わせたOBが、集っている雰囲気。 ◯海外は、日本より、タトゥー率がありますね。 ツールドモンブランで会ったカワイイ女子も、 […]
2022-04-19 / 最終更新日時 : 2022-04-19 sakura15 評論 絵画は、ダヴィンチ→ゴッホ→ポロックと進化 表現したものダヴィンチ 記号と、親しい人の安心感ゴッホ 脳内のレイヤー処理ポロック 銛を突く経験 これからは、追体験のアートが、待たれるか。 FPSビューで、モンスターを狩る経験。相手を真っ二つに切る、 […]
2022-04-12 / 最終更新日時 : 2022-04-12 sakura15 評論 エゴン・シーレ 美術書をチェックしに、代官山 蔦屋書店へ。 Taschenのベーシックアートシリーズは無かったが、良い本に出会う。 エゴン・シーレ。名前だけは聞いたことがあったが、なかなか良い。 藤田嗣治や奈良美智にも通じる、繊細な描線 […]
2022-04-12 / 最終更新日時 : 2022-04-12 sakura15 評論 誰もがダヴィンチを超えられる ダ・ヴィンチの有名な解剖図。 何か、人体の真実を語っていそうに見える。 アレ、描くなら、もっと他の絵が有り得ます/ ◯正方形の絵と、円の絵と、2つに分けると 正方形の絵は、「両手の幅は、身長に等しい」と。 でも、どう […]
2022-04-11 / 最終更新日時 : 2022-04-11 sakura15 評論 バンドデシネと映画における、神の視点 ・日本の映画人は、欧米の映画を真似しないで良い/ 黒澤明も、その罠にはまっている。 有名な「用心棒」も、トランプはヅラだった、のような一コマ漫画。 キタノブルーも、一発芸。 ◯バンドデシネ = フランスのマンガ の限 […]
2021-12-01 / 最終更新日時 : 2021-12-01 sakura15 トレッキング 日本の顔は、エアマスターだった ・上 2021年 成田空港 到着口 武田双雲さん・下 2001年 マンガ「エアマスター」 伸びやかな文字。真ん中の四角いリングに、立つ人。 20年経ても、日本の顔として成立する。 ◯今読んでも、大傑作 ジョ […]
2021-10-30 / 最終更新日時 : 2021-10-30 sakura15 トレッキング 戦国のデザイン力 フランスのシャモニーの列車。戦国のデザインがある。運転席の手前で通路が折れ曲がり、直進できないようになっている。 実は、江戸時代よりも、戦国の方が、デザイン力は高い。 器の直し、金継ぎを見てみると、 ①戦国 秀吉の筒 […]
2021-10-28 / 最終更新日時 : 2022-12-05 sakura15 トレッキング 音楽にも、Bダッシュ感がある シャモニーモンブラン。デザインにBダッシュ感がある。 駅前のバー。BGMは、ニルバーナや、レッチリのCalifornication。 フランスも、カリフォルニアのベンチャーテイストはリスペクトしている雰囲気。 ツールドモ […]
2021-09-23 / 最終更新日時 : 2022-11-28 sakura15 トレッキング ドーハで思う、縦書き日本の課題 アラビア語は、右から左に書く。 人間の目は、左右についている。地平線の獲物を捉えるため。 したがって、文字は、横書きの方が目に入りやすい。英語が縦書きだったら、と想像してみよう。 中国語に限っては、漢字が表意文字なの […]
2021-09-23 / 最終更新日時 : 2022-11-28 sakura15 トレッキング カタール航空のマークに見る、文字の起源とBMW ドーハ着。カタール航空のマークが美しい。 エヴァ絵と異なる、力強い線。竹のフデで描く、アラビア書道から来ているのでは? アラビア語は、右から左へ書く。これは、楔形文字の名残り。右手で彫刻刀を持ち、石碑を彫る。だから、右か […]
2021-09-05 / 最終更新日時 : 2022-10-11 sakura15 評論 ゼロから試す実験のススメ コカ・コーラって、実は自分で作れるんです! (1) アイスコーヒーを用意 (2) 炭酸水を2~5割追加 (3) 砂糖を小さじ1ずつ入れる 1杯であきらめずに、溶けなくなるまで入れるのがポイント。アメリカ人は、それで100 […]
2021-09-05 / 最終更新日時 : 2022-10-11 sakura15 評論 モナリザ前夜の絶望 – これからの期待 なかなか珍しい絵。黒一色の画面。舞台は森。 モナリザのような、直感的な好ましさがあると、うれしいところ。 赤を中央のみに絞ると、焚き火を囲む集団となり、一気に好ましくなる。 左端の男性の赤い布が、小面積だと、それを実現で […]
2021-09-01 / 最終更新日時 : 2022-10-11 sakura15 評論 ライブハウス + 宅飲みのススメ ライブハウスにフラッと入ってみた。 人生3回目。 これが、意外と良かった。 千葉ANGA。トリは、幽霊会社みちづれ。 宮本浩次のヴォーカルに、懐かしのアニソン風の伸びやかなライン。 ビジュアルはエキセントリックですが(^ […]
2021-08-15 / 最終更新日時 : 2022-10-11 sakura15 評論 「非国民」とののしること – 戦争の被害者意識を乗り越えよう 日本って、戦争の被害者、という意識が強いですよね。 先日、80代の方に、尋ねてみました。 戦争に非協力的な若者に対して、集落を挙げて「非国民!」と罵っていなかったか。 「やっていたよ」 とのお答えでした。 7月25日の日 […]
2021-08-12 / 最終更新日時 : 2022-10-11 sakura15 評論 これからの映画への期待 話題になっていた、竜とそばかすの姫を観る。 感情移入させてから描く 主人公をもっと魅力的に描く方が良いですね~ 感情移入してから、期待を込めたアクションを描く。 アバターを着て歌う姿を批評するとしても、まずはしっかり描く […]
2021-06-19 / 最終更新日時 : 2022-10-11 sakura15 評論 ダ・ヴィンチは、石器時代の沢登りファンだった 背景も左右で異なる 左右で顔が異なると言われるモナ・リザ。 実は、背景も、左右で異なる。髪の少ない左は、山道の直後に湖へ。微笑みの右は、森を越えて白い空へ。 面白いことに、地平線の高さが異なる。左は地平線が手前にあり、鳥 […]
2020-09-20 / 最終更新日時 : 2022-12-10 sakura15 評論 日経新聞アート欄 2 日経新聞のアート欄が、今週も面白い。 無人の部屋だが、人の気配が感じられる。ドア枠やドアの上辺が、弦のように歪み、不穏な気配を漂わせる。欧米では、象徴主義で不気味と評されているそう。 左のドアは、美しい取っ手に、フラット […]
2020-09-13 / 最終更新日時 : 2020-09-13 sakura15 評論 日経新聞アート欄 黄色い花が、ゴッホのひまわりを連想させる。ゴッホが耳を切り落としてから5年後の作品。 クロイアの「画家と妻と作家」(省題)。左手が画家で、右手が作家。シナリオライターの右手の薬指には指輪。右手の薬指は、心を安らげる意味、 […]