ニュージーランド縦断オートバイツーリング1700km

ニュージーランドをオートバイで走ってみたい。雄大な峠道から、氷河まで、ぎゅっと詰まった国だった。

 

  • 1日目 オークランド ~ トンガリロ国立公園
  • 2日目 ~ ウェリントン ~ (フェリー) ~ ピクトン
  • 3日目 ~ クライストチャーチ近郊 
  • 4日目 ~ アーサーズパス ~ フランツ・ジョセフ氷河
  • 5日目 ~ クイーンズタウン
  • 6日目 トレッキング

BMW F650GSを借りる。

F650は取り回しもしやすい上に、適度に反応がにぶく、長距離でも疲れることがありません。
良い選択だったと思います。
別の旅ではR1200RTを借りました。ニュージーランドは道が広く、大型車でも困ることはありませんでした。


レンタルバイク店は複数あります。

  • Bike Round NZ: 北島のオークランドと、南島のクライストチャーチに店舗あり。
    片道乗り捨ての場合、追加399NZD。2週間以上レンタルすると、追加料金無しに。
    (例) BMW F700GS: 6~14日間で、139NZD/日。
  • Wild Freedom Motorcycle Rentals Ltd.: 価格が安い。
    北島オークランド。
    (例) V-Strom: 3日間~で、100NZD/日。
  • Kiwi Motorcycle Rentals: 日本語ホームページあり。(2020年4月末まで)
    南島クライストチャーチ。
    (例) V-Strom: 7~14日間で、126NZD。

今回の旅では、オークランドで借りて、クイーンズタウンで乗り捨てました。
専門業者がトラックで回収に来るかたちです。
費用はかかりますが、旅行日程に限りのある方は、相談してみる価値はあるかもしれません。

なお、どちらかというと、南島の方が見どころが多い印象があります。
別の旅で、クライストチャーチにあるKiwi Motorcycle Rentalsを利用しましたが、こちらもよいショップでした。
 

オークランドの書店。バイク雑誌の隣に、狩猟雑誌がずらり。
アウトドアの国ですね。

ニュージーランドはラグビーの国でもあります。
小学生くらいの子供から、グラウンドでプレーしている。
大型バスが止まり、高校生の集団が休憩に出てきたら、女の子までラグビーボールで遊び始めたりする。
これは、強いわけだ。

自分が小学生の頃は、公園で野球をしていた。
隠し球、という上級テクニックまで使ったりして遊ぶ。
そうして育つ土壌から、WBCでの優勝が生まれてくるのでは。

そう思っていたところ、最近のワールドカップでの日本代表の活躍ぶり。
将来が楽しみですね。
 

オークランドを発ち、トンガリロ国立公園を目指す。
 

キャンプ場で泊まる。
ニュージーランドはキャンプ場が多い印象。
クイーンズタウンまで毎晩利用した。
 

トンガリロ国立公園。
 

牧場には子牛がいっぱい。
人口500万人に対し、牛は2倍の1000万頭。
 

北島から南島へは、フェリーに乗る。
日本のフェリーと同じ感覚で乗れます。
 

南島を横断する、アーサーズパスを目指す。
横断する道路は他に2本あるが、このルートが一番美しいようだ。
 

峠で現れた巨大なオウム、ケア。
好奇心旺盛なのか、荷物をつついてくる。
破られないように注意。
 

9月は子羊のシーズン。
ニュージーランドの春。
 

子羊さんを見たあとでなんだが、この晩はラム肉のステーキ。
ガスカートリッジはニュージーランドで入手可能。
 

フランツジョセフ氷河を後にする。
 

クイーンズタウンに到着。
スカイライン・ゴンドラからの眺望。

クイーンズタウンは、山と湖に囲まれた、世界で最も美しい都市かもしれません。
コンパクトな街ですが、世界で一番美味しいハンバーガー屋や、カジノまであります。
個人的に、世界で住みたい街ナンバーワンです。



ニュージーランドは、日本の本州より2割大きい程度。
そこに、亜熱帯から氷河まで、変化に富んだ地形が詰まっています。

英語が通じて、物価もさほど高くない。旅しやすい国です。
キャンプ場も多く、バイクは1日100NZD(6300円)からレンタルできます。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』の舞台にもなった、雄大な土地。
日本のツーリングから変化を求めたい方に、ぜひおすすめします。

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