筑紫高校 – 東福岡と競る、県立進学校

全国優勝の東福岡と競る、県立の進学校、筑紫高校。

同じ公立の進学校として、応援したくなる。

実は、スポーツ特待があり、サッカーの市立船橋のよう。

ほぼ全員、ラグビースクール出身者。

1年生25人のうち、2人以外、高校デビュー組だった県千葉から見ると、どんな練習をしているか。

 

◯ヘッドコーチが、体育教師ではない!

HCと、ご挨拶。

ノーベル物理学賞をアシストした際に、ラグビーが効いたことを、紹介。

上司を、堂々と批評できるチカラ。

自分よりデカい相手に立ち向かうチカラと、根は通じます。

以下のリンクを確認ください。

1番と4番にあります。

 

県千葉の、練習方法を自分たちで作るスタイルを、紹介。

・CTBから、フランカーへ手渡し

・FBから、SHへ手渡し (3分間)

 

◯練習方法は、他の高校と同様

コーチが、FW練習で声を張り上げる。

BKは、アタックアンドディフェンスで、競り合いが無い。

 

◯コーチが居なければ、0人ラインアウトも試せる

ラインアウトは、通常FW 7人。(スロワーを含めて8人)

FWを吸収し、オープンにスペースを作る方が、アタックしやすくなる。

 

5人ラインアウトを練習するチームも多い。

前後に動け、マイボールをキープしやすくするつもり。

余った2人を、予めオープンに並べ、次のリサイクルを重視するつもりも。

 

しかし、7人ラインアウトでもマイボールをキープできれば、不要な策かもしれない。

リサイクルは、相手もオープンに予め並ぶため、不利になるケースもある。

 

このように、強豪チームも、ラインアウトの思想を、自分たちで組み上げることが、出来ていない。

プロのリーグワンですらも、同じレベル。

 

◯高校は、カントクを撤去するか、OBコーチを入れるか?

「どうしたら?」、部員は、コーチの指示どおりにしか動かなくなるか。

 

アホだと思われる、と懸念

 ↓

とりあえず、指示どおりに動く

 ↓

カタチだけのプレーが増える

 

◯カントクの人事権を、部員3役に譲る

スクールウォーズの時代と異なり、校内暴力は、起きていない。

デキる体育教師は、暗に人事権を振りかざさなくても、、、練習方法を自分たちで作るチームへ、誘導できるでしょう/

キャプテン1人だと、以下が起こる。

 

キャプテンを見せしめに叱る

 ↓

体育教師が、簡単に、チームを締められる

 ↓

キャプテンが、叱られないように、プチ体育教師と化す

 

◯OBをグラウンドへ入れるのも、1案

ラグビーは、FWプレーが見えない。

FWも、BKのプレーは分からない。

また、1番から15番まで、様々な役割がある。

1人のFW出身カントクが威張るより、各ポジションのOBがランダムに入るくらいで、大丈夫/

 

野球・サッカー・バスケは、動きが観客にも見える。

各ポジションの特性も、ゴール前の背が高いくらいで、ラグビーよりは均質。

1人で全員を、コーチしやすい。

ラグビーは、その反対。

 

◯教え方の、3つのレベル

A スキルを教える

B 練習方法を、伝える

C 練習方法を、アジャストしてもらう

 

東福岡は、A。

モールはここに入れ、と教えている。

 

福岡のラグビースクールは、B。

クイックパスが出来るように、前後を詰めたランパス。

 

1991年度の県千葉は、C。

体育の先生は、グラウンドに来なくなった (^_^)

 

千葉県のラグビースクールは、Aの段階。

10ほど前にOB会が立ち上がった、現千葉高も。

数年間、OBコーチがグラウンドに通ったが、スキルを教えていたようだ。練習方法を自分たちで作る状態には、ならなかった。

公立高校は、数年間で教師が入れ替わる。OB会立ち上げのきっかけとなった、名物教師の転出も、影響したか。

名物教師が強豪校を作り上げる、私立高校以上に、OBの参加は、効果的でしょう/

 

小学生にも、2対2やタッチフットのサイズをアジャストしてもらうと、良いでしょう/

卒業後、会社でカイゼン、地域をデザインできる人材に、育ちます❗️

 

◯理論的スターターの重要性

県千葉の1年生25人のうち、2人だけ、ラグビースクール出身者がいた。1人は器用なだけだが、もう1人が、理屈っぽい理論家でもあった。

「この練習、意味ある?」

そんな会話が、彼から1年生25人に広がっていった。

 

① 花園を、夢ではなく、目標として自分のものとする

② チームの体格から、チーム戦略を決める

③ 練習方法を、自分たちで決める

 

気づくと、体育の先生は、グラウンドに来なくなっていた。

柏先生。当時39才だったが、器の広い方だった。

 

◯カントクの限界

県大会を、春夏秋と3連覇。追われる立場になっても、がっぷり四つで勝った。県内番長ではなく、茨城県など、高校日本代表を抱える他県代表にも勝った。

次の年。

同じくらい運動神経の良いメンバーが、4人居た。僕らの代は、5人。

しかし、県大会ベスト16。横一線に戻った。

カントクは、僕らの代が強くなった理由を、分かっていなかった。

1つ下の代も、僕らの練習方法を一緒に行っていたが、どうしてその練習をするのか、体感していなかったのだろう。

 

◯スターターは、練習方法を、体感できること

全国優勝した東福岡の、バックスのパス練習。

カントクが声を出しているが、練習方法自体が、効果的ではない。

 

① カントクが、練習に参加する

② その練習が、どこにどう効いているかどうか、体感する

③ ベターな練習方法をアイデア出し、トライアルを繰り返す

アイデアは、3つほど出すと、良し悪しが分かりやすい。

 

「どうしたら?」、カントクは練習方法を体感しなくなるか。

東福岡クラスになると、高校日本代表候補も居る。

自分より動きが良いと、生徒に対して示しがつかない、と懸念してしまうか。

単純に、外からの方が、プレーが見えやすい、という点だけでなく。

 

今は、校内暴力のスクールウォーズの時代ではない。オッサンがグラウンドでたまに走っても、大丈夫ですよ〜

 

◯GMの選び方

23番にあります、ご確認ください/

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