聴き比べに最適な曲 – 秋葉原スピーカー巡り終着点②

ピアノ曲が良い。
純粋に1音が、一瞬だけ鳴る楽器。

スピーカー側で、時間や周波数が延びていたら、すぐに判る。

(A) グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲。1981年版が良 (1955年版も良いが、若弾きの印象)

バッハが作曲した時代には、ピアノはまだ普及していなかったのだが、、、バッハは、グールドのピアノのために作曲した、と思えるほど。

バッハの頭の中で鳴っていた音は、この音だろう、と思える。ベートーヴェンが、耳が聴こえなくなっても作曲したことも、納得できるような。

人類が、火星に1枚アルバムを残すとしたら、グールドの1981年だろう。

スピーカーのリトマス試験としては、このアルバムが最適/

アリアの次、第一変奏の最初の1音で、判ります。

(B) ニルヴァーナのStay Away

重低音の残響チェックに。
イントロの10〜30秒で、ベースの3連符が下る。
このベースが、2.5連符に潰れるスピーカーが、多い。

重低音の残響を出し過ぎているかどうか。

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