棺を作る – DIY葬儀③

葬式と手続きも終わり、あらためてDIY葬儀について。

結論 = ホムセンの板で、棺は簡単に作れます/

 

◯棺の設計

・樹種
桐だと軽くなるが、その分柔らかい。
ブラスチックに押し当てるだけで、凹む (^_^)

大柄な父が入って、底が抜けないか心配。
事前に隣家の方に、棺に入ってもらい、テスト。

ネジを12cm間隔で打ちましたが、大丈夫でした/

・板厚
13mm。

・木ねじ
径3mm、長さ25-30mm程度を使用。

錐で下穴を開けないと、桐が割れました。

100ヶ所近く錐を使うと、指に水膨れが!
軍手をし、指より手のひらを使うと、ダマせます。
ドリルを使うのも1案かも。

・ねじの色味

父の実家が富山で、銅の大仏で有名。
桐との相性も良く、ブロンズ色を使用。

底面は、体重がかかるため、ネジの長さ重視。
祖父母がアルミの商店をやっていたので、アルミ色を。

 

◯側面に持ち手

製鉄メーカーの研究技術者だった父。
側面に、鉄製の持ち手を付けました。

霊柩車を頼まず、自分たちで運ぶことも想定し。

いざ人が入った状態で持ってみると、かなり重かったです(^_^)

 

◯その他 注意点

持ち手は、角が割れないよう、10cmほどオフセットした位置に。

ネジも、底面の角は、2本を離すように。

 

◯工数

事前検討  1日
桐で保つか 1日
実作業   2日
といったところ。

実作業は2日なので、Amazonの19800円の棺よりも、早く届くかも。

自分たちの手で送ってあげられた、という実感も。

(なお、棺だけ売ってくれる地場の葬儀会社もあり、納期最優先なら)

 

◯ポイントは、火葬の日を、1週間後に設定すること/

時間にゆとりが生まれ、
落ち着いてDIY葬儀が出来ます。

葬儀会社を使わない場合、
遺体がそれまで傷まないか。
気掛かりになります。

遺体用の冷蔵庫を確保できると、安心です。

葬儀で何がタイヘンかって、
親戚との連絡や、葬儀会社との電話など。
平気で30分が飛んでいきます。

家族葬にし、全て自分で管理すると、むしろラクになりますね (^_^)

DIY葬儀、自信をもって、オススメ出来ます。

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