デザインは物理と同じ – 斜めの足には理由がある

佐倉市のゲストハウス、おもてなしラボ。
学校椅子が、懐かしい。

斜めの足、理由分かります?          

座って試すと、体感できるんですが、、、倒れにくい。

どうして倒れにくいか、分かります?

 

◯実は、高校の物理で、解ります。

倒れそうになる
 ↓
斜めの足が、垂直になる
 ↓
高さが上がる
 ↓
(位置エネルギーが上昇する 〜 水力発電)
 ↓
戻す方向に力が働く

 

◯代官山の椅子専門店の問題点

この3日前、椅子が100脚以上並ぶ、専門店に通りがかった。

椅子の前側が、斜めになっているモノがある。

店長に理由を聞いても、分からない。

自分で座って考えると、、、
食卓に向かって椅子を引くときに、倒れにくいのでは?、と仮説が立つ。

注意を払いながら、繰り返し試すと、たしかに僅かな違いが感じられる。

 

◯ ①体感力 + ②モデル力 + ③言挙げ力

物理
①センサー
②物理的なモデル
③予測して実験

デザイン
①体感
②こうしたら
③トライアル

デザインも、物理と同じなんですね/

 

◯日本の作り手と販売の問題点

①と②と③の、全てが欠けている (^_^)

ポジティブに言うと、「伸び代がある」、とでも。

 

◯ダヴィンチは、モナリザも書ける、サイエンティスト

モナリザ、歴史に残る名作です。

片側の微笑、と言われている記号よりも、、、

一目見て感じる好ましさ。

夕闇のダークブルーの下の、焚き火のオレンジ。

狩りを終えて洞窟に戻ると、迎えてくれる親しい女性。

 

◯ダヴィンチは、サイエンティスト

それでも、ダヴィンチは、サイエンティスト。

自分がなぜブルーとオレンジを使っているのか、理解している。

もともと、人体の解剖をしていた学者。

丸印の中の、大の字。
有名なデッサン。
あれは、本当は間違っているんですが (^_^;
これについては後に。

 

ポイントは、サイエンティストは、アートも創れる、ということ。

そして、誰でも高校の物理は学べる、ということ。

理系の皆さん、自称アーティスト達を、指導してあげましょう/

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