左手は、無意識を伝えてくれる
ツールドモンブラン完歩。
朝、コーヒーを入れる際、鍋を動かす左手が揺らぎ、湯が傾く。
あまりしないミスなので、なんだろう?、と思うと、、、
スプーンを洗うためだった!
実はコーヒースプーンに、前回のコーヒーがこびり付いていて、タワシでも落ちない状態。
コーヒーを入れた残りのお湯を、「傾けて」スプーンを濯ぐと、簡単にキレイになる状況だった。
つまり、自分の無意識が、左手を通して、湯を傾けて使うことを教えてくれていた。
しかも、タワシで落とそうと試みるよりも先に、スプーンを一瞥しただけの段階で。
◯無意識の知らせ方
今朝方、「教皇イノケンティウス」のイメージが湧きました。
人をエナージャイズするアートとは、と考えながら洗面台に行った時に、「種を撒く人」に続いて。
意外な例なので、なんだろう?、と思いましたが、、、
①しばらくして眼鏡が「無い」ことに気付く。
②荷物をとなりのベッドに「移し」ながら探すと、
③「黒いメッシュ」袋の中に入っていた。
①不在
②スライド
③ダイレクト
ベーコンのイノケンティウスは、黒い縦縞で描かれている
④ネガティブ、オポジット
今回は、ネガティブな教皇の叫ぶ反絵を用いて知らせた
無意識は、こういったアプローチで伝えてくれます。
◯無意識は、意外と長い時間、活躍できる
実は、無意識が知らせる方法については、3週間ほど前から考えていました。
いつか、Facebookにもアップしようかと。
眼鏡の置き場所を忘れること自体、珍しいこと。
今回の記事を書くために、無意識が「忘れて」くれたのかも?(^_^)
◯無意識の現れは、行動中に、気付きやすい
3週間前、下り路で、左足を3回くじきそうになりました。
下り切ったところで、途中に小屋への分岐があったことが判明。水を3kg背負って、1時間登り返すことに。
無意識が、小屋があることを教えようとしていたのだと思います。
◯無意識は、感覚を通して伝えることも出来る
一昨日の朝、右の前腕に電流が走りました。軽い稲妻のような。
出発時、普段と反対方向の、宿の右手側を見ると、山羊と牧羊犬の群れが(^_^)
左手で撫でながら、iPhoneで写真も撮れました。
無意識はこのように、受動感覚を通して伝えることも出来ます/
(1) 一人一人が、文人を越えることが出来る
ヴィトゲンシュタインは、意味の生まれるところについて考えていましたが、記号とその表出するものの関係で、あくまで記号に留まっています。
ヘーゲルは、Aという言説に対して、B > A、という言説を生み出す作法を語りましたが、やはりテキストに留まっています。
フロイトは夢判断まで。
ユングは、イドという無意識の自我を想定していましたが、具体的な扱い方は述べていません。
宗教者の玄侑宗久氏。華厳経から、脳科学者と対談していますが、無意識も、お経の持つ民謡性も、語っていません。
千日回峰行もしたそうですが。
自分なら、玄侑氏にはツールドモンブランを勧めますね(^_^) 1000日は、世界を歩く方がよい。
猿学者で京大総長の山極氏。ゴリラの懐には飛び込めていますが、石器時代のDNAにはつながっていません。
ゴリラの観察より、ヒトの感覚をカバーする方が良いでしょう。なぜバナナは甘いのか、など。
その1ステップとして、味覚や、無意識の現れやすい行動。
山歩きに加え、遊牧民の保存食。
やはり、ツールドモンブランがおすすめです/
(2) 論理も重要
◯物理的なモデルを仮説立てる力も、重要
先のように書くと、言葉を否定しているように、聞こえるかもしれません。
でも、言葉を否定しても、新しいものは生まれません。
自分が、ウイルスを殺せる深紫外線LEDを開発した際。「iPhone」が普及する前の時代(^_^)
アメリカのトップ企業の情報は入って来ず、青色LEDの知見も自分の考えとは異なる。
ベンチャーにジョインした新参者ながら、物理的なモデルを仮説立て、同僚たちとディスカッションを繰り返し、なんとか試してもらった。
それが、3つともブレークスルーに繋がった。2年後に、月に一度来ていた顧問がノーベル賞を受賞。今年こそ、と言われ続けて十年経過。もう、と思っていた頃。嬉しかったですね(^_^)
新参者でも、アメリカのトップ企業を超えることが出来ます。
それには、物理的なモデルを仮説立てることが、キーポイント。あくまでも論理の力です。
同僚や取締役を説得する際も、ディスカッション。これも、言葉の力です。
◯日本のGDPにも、論理的な言葉が必要
2000年、インターネット革命から、日本だけGDPが伸びていません。
欧米は高い価値をデザインし続け、東欧やアジアは高いコストパフォーマンスで製造を担う。
これ、上司や同僚に諫言できないことが、原因では?
例えばGoPro。
2時間映画のためのビデオから、SNSでアピールするための1分動画に。
カメラセンサーは有る。フラッシュメモリも。バッテリとディスプレイを小さくすれば、実現できる。
iPhoneとSNSの登場から、論理的に、ブレークすることは予想可能。パナソニックの中で、こういった提案は議論されたのか。
日本のGDPは、論理的にモデルを予測することと、ディスカッション出来るようになること。この2つが、課題ですね。
どちらも、論理的な言葉を必要とします(^_^)
(3) 論理と無意識は両立できる
◯アフォーダンスの設計と、その先へ
言葉に頼らず行動を促す、アフォーダンス。
概念は、少し前に流行りました。
「黄色い線の内側にお下がりください」
より、黄色い点字ブロック、で充分ですよね。
ゴミ出しを忘れないように、前夜に玄関に袋を置いておく、など。
このように、アフォーダンスは、自分で設計することもできます。
さらに、自分の無意識は、もっと広いことも出来ます。
無意識についてアップするために、メガネを忘れておく、など(^_^)
◯無意識に伝えることも出来る
僕の無意識は、結構カゲキな手段をとることがあります。
足を、ほぼほぼ挫かせたり(^_^;
これ、普通のアプローチでは、「僕」という表面意識が、スルーしてしまうためだと思います。
そこで、最近は無意識側に語りかけるようにしています。
「やさしくても大丈夫だよ」
などと、声に出したり、黙読したりして。
すると、足をくじかなくなりました。
爪先を、岩にぶつけたりする程度に治ります。
無意識から一方的に語りかけてくるだけでなく、こちらから伝えることもできるようです/
◯無意識と仲良くなってみよう
左手は、無意識を伝えてくれる
無意識の知らせ方
無意識は、意外と長い時間、活躍できる
無意識の現れは、行動中に、気付きやすい
無意識は、感覚を通して伝えることも出来る
一人一人が文人を越えることが出来る
・論理も重要
物理的なモデルを仮説立てる力も、重要
日本のGDPにも、論理的な言葉は必要
・論理と無意識は両立できる
アフォーダンスの設計と、その先へ
無意識に伝えることも出来る
明日から、無意識の声に耳を澄ませてみると、面白いかもしれません(^_^)
行動しながら気付きのある、ツールドモンブラン、おすすめです/
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