名も無き湖と研究開発 – 日本から次のジョブスを生むために
ツールドモンブラン。
これから、2泊3日で、名も無き湖へ。
地図から読める草地で、ワイルドキャンプ。
スゥエン・ヘディンもこんな気持ちだったか?
今日は1300mアップ。
途中に水場はなく、4L担ぎ上げる。
半分は100%ジュースにして楽しみに。
火器と食器は置いていき、フランスパン、旨みと匂いの濃厚なチーズ、1年ものの生ハム。
草地で1日のんびりする予定。
4万年?前の遊牧民も、こんな暮らしだったか。
◯研究開発と探検精神
日本の探検家といえば、西堀栄三郎。京大から、マツダランプで真空管を開発し、初代南極越冬隊長も。雪山讃歌の作詞者でもある。
研究開発と、探検精神って、共通するものがある気がします。フロンティアを求めるココロ。
自分が、ウイルスを殺菌できる深紫外線LEDを生み出した際。
アメリカのトップ企業の情報は入って来ず、日本の青色LEDの知識も、自分の考えとは異なる。
非常識と言われ、時にアホ扱いもありながら、ホワイトボードに書き殴ったり、繰り返しディスカッションをし、何とか実行してもらった。
ベンチャーに転職した新参者の立場ながら、ゼロから考え、物理的なモデルを仮説立てる。それが、3つとも当たっていた。
月に一度顧問に来る天野教授。天野研でも実現できないものが、社員20人のベンチャーから創り上げられた。
自分の貢献の2年後に、天野先生がノーベル賞も受賞。少しは後押しできたか。
私は手離れしましたが、地図の無いところで、ゼロから考える。新しいサービスを生み出すことにつながる気がします。
◯次のジョブス
西堀栄三郎、朝ドラとかにすると、見ないかなあ?
宮崎駿の風立ちぬ。大地の津波、悲恋、技術開発。ナウシカの墓所の否定からの、次の一歩としては、少しセンチになった印象。西堀氏で描いても、若い世代に伝わったりして。
(今なら山極寿一氏が系列かもだが、考察はもう一歩踏み込め、新しいものを生み出すところもほしい。永守氏は柳井氏のような鬼軍曹にしか見えず。韓国はオペレーションリサーチに加え、同期でディスカッションができるんですよね)
日本から、次のジョブスを生むための本を考えてみました(^_^)
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