イタリアの調味料事情 2/2

トマト系の右に、キッコーマンも並んでいる。
目を引くのは、左のリーペリンソース。

日本のみかと思っていたウスターソースの原形。Amazonで取り寄せて試したところ、これが旨い(>_<)

酸味がありつつ、辛みが後味を作る。
正確には、リーペリンから酸味と唐辛子を引いて、塩気を足したのが、ウスターソース。

肉を食べず、お酢と唐辛子がある日本。
予め引き算しておいた格好か。
その割に、塩気が強く、塩で量が決まってしまう弱点も。

◯イギリスの合理性
リーペリンソースは、蒸気機関の発明後、1830年代にイギリスの主婦が発明と。

都市工業に男性が移動。
家事の負担の増えた主婦が、調理の手間を省くために発明か。

イギリス料理。
世界一マズイと言われることもあるが、実は合理的。
肉を使わないフィッシュアンドチップスも、温くなって旨みの増した、黒ビールが合う。

日本は、ウスターソースと醤油の塩気を引くことから始めては?

◯江戸を継ぐ必要はない
寿司の醤油🍣
ひっくり返して、ネタの側につけるというのは、不要では。
舌に触れるのは飯側とすると、そちらにつけるのが前提。

職人の柔らかく握った飯がこぼれたとして、どうしてイケナイのか?

飯が吸った醤油が濃過ぎるのであれば、塩を減らした醤油を作ればよい。
現代は、冷蔵庫がある。
江戸の塩分濃度に固執する必要はない。

イギリスは、産業革命後、リーペリンソースを発明した。

味噌・醤油に、酢・酒・焼酎。

日本は、江戸の後、発明したかなあ〜

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