批判的な文言を置くと、世論調査を誘導できる

(質問1) 宣言解除: 52%が早過ぎると批判的。
(質問2) 酒類の提供: 緩過ぎると批判的なのは、その半数の29%。

宣言解除の中身は、実質的に酒類提供。
質問1と質問2は、同じ質問。

ところが、質問1に批判的な人が、質問2ではその半数しか批判していない。
批判的な態度は構わないとして、そこに一貫性が無い。 (日経新聞6/28 世論調査)

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これはどういうことか?

質問2の選択肢に、厳し過ぎる、がある。これと緩過ぎるを足すと56%となり、質問1の回答とほぼ一致する。

つまり、政府に関する設問に対して、常に否定的な回答をする層が、半数以上いるということ。そして、その回答の中身は、一貫していない。

ただ単に、否定のための否定を繰り返す層が、日本人の7割前後は占めている可能性。

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これはどこから来るのか?

新聞の、何に対しても後出しジャンケン的に批判的な紙面。それを毎日読まざるを得ない国民も、いつの間にか同じメンタリティに染まってしまっているのでは?

多数派メディア 対 個々人では無く、生身の個人間で、表立ってディスカッションする方がよいのでは?

・新幹線特急問題: 車掌さんを信頼するあまり、暴漢から助けを求める生身の声に、生身の個々人が反応できていない。防犯カメラで治安は良くなったが、車掌さんの指示を無視して助けられるか?
・戦争問題: 戦争をタブーとして机の下に隠し、軍部やメディアではなく、個々人がなぜ同調してしまったのかの反省がなされていない。

反対に、自分が世論調査を設計する場合、批判的な文言を設問に使うと、誘導できそうですね〜