忖度の再生産? アンケートを利用した国民の忖度の誘導 – コロナワクチンの例
「ワクチン接種に消極的な人が6割」
8月3日 日経新聞 1面コラム。
20-30代女性の回答とのこと。
本心ですかね???
50代から先に接種。
そう忖度するよう、誘導していませんかね?
—
重症化しやすい50代から接種するのは良いこと。それならば、そう政策を進める方が望ましいはず。
アンケートを、忖度誘導に利用するのは正しいことなのか?
アンケート設計者も、国民を愚民として忖度し過ぎていないか?
国民を善導するつもりが、実は忖度文化を再生産してしまっていないか?
どういう前振りを書いたのか。
選択肢はどういう文言か。
アンケートは、質問票を公開するのがデフォルトになってほしいですね〜
<追記> – 8月7日
元の調査は下のリンクのよう。
回答のくくり方が、ミスリーディングでは?
・20代の女性
①1度以上接種した/できるだけ早く接種したい 40%
②もう少し様子を見たい 39%
③あまり接種したいとは思わない/接種したくない 20%
20代の女性は、40 – 39 – 20%
50代の女性は、63 – 17 – 18%
③の、あまり接種したいとは思わない層は、20代も50代も同じ2割程度。
選択肢の選び方が、①→②と温度差があるだけで、③は選んでいない。
20代の男性も、46 – 27 – 23%
女性が特に、③が多いというわけではない。
やはり、50代にワクチン予約を譲るよう、忖度を誘導していないか?
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