レスリングは、手首と腹筋だけで勝てる?

下半身への攻撃が禁止されているグレコローマン。
上半身の筋力だけに目がいきがちだが、実はそうではない。

これから決勝戦に臨む文田選手。
柔道のような、相手の攻めを返す崩しや、投げと見せてローリングというフェイントなど、芸がある。
ただし、上半身の筋肉が発達し過ぎている印象。

—–
かつてオリンピック2連覇を果たした、ロマン・ブラソフを見る。
https://youtu.be/EwdTn7-ORgo

胸板は薄く、逆三角形でもない。
モモも薄く、ふくらはぎも細い。
上腕二頭筋はあるが、相手の方が盛り上がっている。

相手の身体をコントロールする手首と、バランスをくずす腹筋だけで勝てるのでは?

筋力をつけるのではなく、一つ上の階級の体格のまま、余分な筋肉をつけず、手首と腹筋だけで、一つ下の階級に参戦する。

—–
これから決勝の文田選手。
身長168cm。60kgから54kgに落とすのはきついとして、手首と腹筋を鍛えてはどうか?
4年後に期待。

 234 total views

コメントを残す