フライドポテトで分かる味覚の進化 – 人類は石器時代から塩漬けを活用していた
広尾のAND THE FRIET。
味覚は、焚き火の丸焼き肉を美味と感じるよう進化した。それが分かるフライドポテト。
まず、塩がポイント。全体的に薄味で、塩をつけると引き締まる。コーラの甘みが増し、ビールの苦味が旨みを引き立てる。
これが、炭酸水を合わせると、腐ったような味になる(^_^)
フライの油と炭酸は、肉の皮の脂と乳酸菌に対応。中の肉の無い、表面の腐敗層だけ食している状態。これを回避するよう、味覚は進化した。
ここに、塩をさらに足すと、腐敗感が解消する。塩漬けなら、表面層も大丈夫。そう進化した。
<組み合わせの楽しみ方 – 例>
◯腐敗 プレミアムソルト + 炭酸水
◯旨み アンチョビ + 塩 + プレモル香るエール
◯風味 アンチョビ + 塩 + 炭酸レモン水
・テストしたドリンク
レモン汁、炭酸水、炭酸レモン、コーラ、プレモル、一番搾り、コーヒー。
<ビジネスモデル>
ポテトを揚げて塩をつければ可、と分かる。ユーザーが卒業しても、毎年新たに流入すればよい、というスタンスか。
<人類の進化>
狩猟民は塩を摂らない。岩塩を舐めるのは草食動物。我々が塩を好むのは、保存食を美味と感じるよう進化したため。
イヌイットやアボリジニは、農耕不適な極地。
ブッシュマンやニューギニアは、保存不要な熱帯。
そういった人類の進化も分かる。
5種のパック、おすすめです。
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