砂を売る

砂場を作る。
砂を売る。

企業で、エンプロイアビリティを、鍛えなくなった。

アルバイトから社員まで、業務マニュアルのロボットと化している。

派遣切りしても回るように、とのつもりが、自らの首を絞めている。社長も、ロボット卒業生に。

 

◯少し前の鉱山会社

鉱山会社で、半導体の開発工程を立て直した際。

製造部門は、スパナで小突く勢い。
アホ・バカ・死ね、と言わんばかりの。

高卒の子も、数ヶ月で使い物になる。

 

◯高卒の子に、まずは求められているもの

・断捨離
・整頓
・報連相 = シェア

整理は、メーカー用語では、断捨離のこと。

報告の際に、言い訳をすることが、1番嫌われる。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。

スタバ店員は、ハケン切りとFacebook評判をおそれ、言い訳に走るのか?

 

◯次に求められること

・作業時間短縮
・効果的な動線へ
・表示

動線とは、作業時に人の動く軌跡のこと。
ドライバーは右手側に置くと、ムダな動線が減る。

キッチンの食器のレイアウトと、同じですね。


このように、目に見えるモノを、改善する。
日本のメーカーの限界とも。
東京丸の内を、野放しにしてしまっている。

 

◯開発の方法論

アイデアを3つ出す
 ↓
トライアル
 ↓
結果を、体感する

このサイクルを、早く回す。

結果は、3回確認すると、「たまたま」よかったものに、飛びつかないで済む。モデル仮説を持つと、真贋を見極められる。
 
 
(A) トヨタ

新人が、ストップウォッチで、作業時間を測る
 ↓
こうしたら?
 ↓
「ゲンバを知らねぇなぁ…❗️…そうだな、こうしたら、ええやろ」

管理畑がストップウォッチを持つと、、、「係長、ゲンバを知ってますよねぇ?」、と返されておしまい。

新人にとっては、「トヨタも伸びしろがある」、と体感する機会に。
 
 
(B) 「教える」ことで育つ

教える立場に就ける。

ストップウォッチ → 「教え方」
に、評価基準をスライド。
 
 
(C) 良いトレーニング方法を考える人物を、リーダーに

「教え方」原理主義化。

本質を把握 → 教え方が良い → リーダーに選べる

本質を把握 → 稼げる    → 実行者としても、優秀なはず

教え方の3つのレベルで、チェック。
リンクの23番です/
 
 
(A2) 損失の小さい場で、トライアルしてもらう

・ストップウォッチ 稼働率向上にトライ
・コスト      コストダウンにトライ
・職場環境の改善  職場の生産性向上にトライ

トヨタのストップウォッチ以外にも、可能。

 

◯砂を売る

このように、砂場を作る企業は、人材が集まるでしょう。地域も好評価。

また、企業に砂場を提供すると、ビジネスになる。

例えば、スタバの店舗の改善を、メーカー社員を受け入れて、任せてみる。

反対に、丸の内から、トヨタの生産現場に放り込み、カイゼンさせる。

目に見えないものを、断捨離できているか?

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