スピーカーの選び方⑦ – モニタースピーカーも侮れない
秋葉原スピーカー巡り5日目。
ブックシェルフと呼ばれるサイズ。
サイズの割に、重低音を響かせようとして、音が後に引く。1つ1つの音の粒が重なってしまい、つぶれてしまう。
そんな中、ミュージシャンがスタジオで音を確認する際に使う、モニタースピーカー。
ディストーションなどの演出はエフェクターに任せ、忠実に音を出す。
クラシックからラップまで、どんなジャンルの曲も表現するポテンシャルがある。
すると、一般リスナーにも最適なスピーカーとなる。
価格は、若いミュージシャンも購入可能な3万円。
◯ヤマハHS5 3万円はおすすめ
イヤホンのベスト、agの7千円モデルに対し:
軽めのドラムが、中低音に戻り、跳ねが現れてくる。
ピアノの1音も、クリアに戻ってくる。
20万円の背の高いスピーカーまでいくと、ドラムもピアノも、より忠実になる。
3万円でこの音は、お買い得。
調整ツマミのついた、5万円のモデルよりも、音は優れている。
◯スタジオでこの音を聞いていたか
オーディオみじんこにある、英TANOYのモニタースピーカーのレプリカを聞いてみた。70年代にBBCも使っていたそう。
デビッド・ボウイのStarman。
ベースが、ベースとして鳴る。コントラバス風に聴こえるスピーカーがほどんどの中。
もしかしたら、デビッド・ボウイは、スタジオでこの音を聞いていたのでは、と思わせる。
クラシックの要素も取り入れるボウイ。
バス風の音色で演奏していた可能性もあり、どちらが正しいとは言えないが。
もう一つの可能性を想起させてくれる。
ただしこちらは20万円弱。
1音の粒感など、3万円のHS5の方が優れている。みじんこは、グールドのピアノもぼけてしまっている。
20万出すなら、トールボーイ、Sonus faberのLumina 3もおすすめです。
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