日韓の比較
Samsungとの共同開発で、韓国で1年半仕事したことがあります。
◯民間企業
日本の外貨の5割は、自動車産業が稼いでいる。
初任給でiPhoneが3台買えるのも、トヨタのおかげ。
そのトヨタの売上高は、GDPの6%。
韓国企業は、トヨタ比でどの程度か。
三星電子 28兆円 = GDPの11% = 2トヨタ
現代自動車 12兆円 = 6% = 1トヨタ
LG 7兆円 = 4% = 0.6トヨタ
なんと、3.6トヨタ。
電子・自動車・家電とバランス良く。
そして、オペレーションズリサーチが出来る国。
これは、伸びるでしょう。
◯学問の世界
5年ほど前の時点では、中韓台の文献は、あまり読みませんでした。物質科学の分野において。
サイエンスの分野の人材が研究室を構えるのは、もう少し後かもしれません。
バイオ・情報系が先行か。
◯日本のストックは、デザイン力に効くか?
日本は先に経済成長し、国内に製造インフラが行き渡っている。
メーカーで5S(整理=断捨離)はしてきたが、文系部門に適用できていないまま。
メリットをこれまで活かせていない。
どうしたら出来るか、の判断力は、オペレーションズリサーチの韓国の方がリード。
デザインの根幹は、ヒトの感性に響く=野生のDNA。アウトドアが土台となる。山の標高こそ低いが、アウトドアメーカーはヨーロッパにも進出するなど、互角。
↓
日本は、以下の3つが必要ですね/
①文系も断捨離
②オペレーションズリサーチのジャッジ
③体感
(写真は韓国ツーリング時の展望台)
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