家を建てる人は、武家屋敷を見てみよう/
父の葬儀の後片付け。
佐倉の路を歩くと、武家屋敷が。
アラが少ないですね。
◯武家屋敷が良くなる理由
3分間佇むと、その空間のアラが感じられてくる。
施主が建てて30年は我慢するとして、、、
孫の世代、3代100年の改修の間に、
主だったアラは改善される。
飛鳥時代から1400年。
ほとんどのアラは解消されている。
◯今の住宅が、イマイチになる理由
工業化で、鉄・コンクリート・ガラス・プラスチックが使えるように。
それら新しいマテリアルに対する、アラの取り方が、共有されていない。
鉄は、水回りには使いやすい。
反射が、水と馴染む。
そうでなければ、ヘアライン仕上げに。
などなどが。
◯江戸から明治の大工も、似たようなもの
先代の作法を踏襲しているだけ。
どうして柱の面取りが必要か、理由を考えていない。
だからこそ、工業化に際して、失われる。
◯革細工も、おすすめ
異素材の組み合わせは、マテリアル感のセンスを磨く。
マニュアルにない作品は、全ての寸法に、設計者の意図が求められる。
1万円で、1日で、フィードバックを回せる。
住宅だと、3000万円と、300日。
自分で作ってみると、本質が結構分かります/
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