スピーカーの選び方④ – アンプに金を使うな

「メーカーと売り手と評論家のタッグ」

秋葉原スピーカー巡り、2日目。

骨伝導なら、FSC 4545をベースに自作のみか。

音楽用のスピーカーは、やはり大型のフロントスピーカーが、素性が良さそう。

ヨドバシからダイナミックオーディオへ。

30年来聴いていたロックに、新たなバスの旋律が乗っていたことを発見(^_^!

 

◯アンプが高い

ただ、アンプがバカ高い。
店頭に繋がっているのは、17万円もする。

CDの信号から、スピーカーの板を動かす電流に変換するだけ。

1の信号 → 10の電流に
100の信号 → 1000の電流に、など

100Vの電源を繋いで、半導体の素子を1個挿入すれば、済むはず(^_^;

 

◯サラウンド用のAVアンプも、そこそこ

大きなフロントスピーカーを、
3万円のDENONの550に移動してもらう。

意外と、聴ける。

・センタースピーカーは、不要
素性の良い、左右のフロントから流す方が、圧倒的に音質が良い。

センターは、F1車が左から右に駆け抜ける時、臨場感でも出るんですかね?

・ウーハーも要注意
ウーハーを外側に置くと、ヴォーカルが反対側に逃げて聴こえる。

低いバスドラムも、ウーハーOffの方が、しっかり鳴った。

難しいのは、、、重いベースは、ウーハーOnの方が、よく聴こえたこと。

曲やバンドによって、構成を変更したくなる。

 

やはり、音楽用のフロントスピーカーの方がベターそう。

 

◯イコライザーがあれば、充分では?

イコライザーのツマミが付いているとよいのですが、、、無いですね。700万円もするアンプでも。

スタジオ録音で使う、マイク→電気信号時の補正をするイコライザーは、ある模様。プロの業務用で、楽器店などに。

これが、電気信号→スピーカー時の補正として、家庭用に売られていないことが、業界全体の問題点/

 

◯メーカーと売り手のタッグ

どうして、こういうことが、起きるのか?

一度、アンプとスピーカーで、シェアを取ったとする。

メーカーは、重低音をアンプ側は弱く、スピーカー側は強く出荷する。高音側は、その逆に。

すると、、、

・スピーカーだけを交換 → 重低音が貧弱に
・アンプだけを交換 → 高音側が出ない
 ↓
やっぱり、アンプもスピーカーも、元のメーカーだね、となる。

それを指摘できない、昭和の音楽評論家まで含めて、一般ユーザーから金を巻き上げてきた、とも (^_^)

雑誌しかメディアが無い時代。
罪は重いですね〜

 

◯キャリブレーションを突き詰めるビジネスは?

・マイク   業務用イコライザー
・スピーカー ソフトウェアイコライザー

・壁
自宅で標準音源を流し、マイクでサンプリング。
ヤマハのサウンドバーの起動時に、やっていました。

重要度は別として、技術的には可能なはず。
バカ高いアンプを売りつけるより、キャリブレーションシステムを1万円くらいで提供しては?

 

◯現時点での最強?オーディオシステム

①アンプ
3980円のNobsound。
Bluetooth対応。
2×100Wの大出力は、オーバースペックの屋外向けか。

Amazonで中華アンプと検索するとヒットします。

②無料ソフトウェアイコライザー
Voicemeeter bananaが、最新のよう。

高機能すぎる場合は、ツマミを動かすだけのソフトを探すか。

③フロントスピーカー
Elac FS247 20万円(中古)
Focal Aria 926 20万円
あたりでしょうか?

(結局、Sonus Faber, Lumina III 27万円を購入)

・映画用

サラウンドスピーカーを足したくなれば、後で追加。アンプも含め、比較的安いもので可では。

 

良いスピーカーがあったら、教えてください/

後日談: ヤマハのHS5、3万円、も結構良かったです。

後日談2: 映画DVDのサラウンドは、5.1chと表記されていても、ほとんど入っていない。アクション映画くらいか。

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