京都工学院 – 道具は揃える

東九条、トンクの先の、伏見工業。

ドラマ、スクールウォーズのモデルとなった、伝統校。

ワールドカップで、南アフリカを破った日本代表。SH田中史朗も、卒業生。

東九条から足を伸ばし、たどり着くと、幼稚園生が出迎える。廃校となり、幼稚園が使用していた。

合併した、京都工学院高校へ。

伏見稲荷神社の門前を、着物姿の女性とすれ違いながら歩く。

 

◯京都工学院

3階建てほどの、高い観戦シートがある。

前後左右の距離が分かり、BKがどう抜けるか、非常に分かりやすい。

控えの部員が、タッチライン脇に並び、上に来ないのは、惜しい。

ラグビーは、近場の身体使いよりも、実は、その場に居れば、相手は止められる。

身体使いの基本は、個別に練習して磨くことができる。

また、同じチームの部員のプレーから閃くことは、少ない。

控えの部員は、上から配置を見るか、別に練習する方が、良い。

◯「どうしたら?」、タッチライン脇に並んでしまうか

カントクの頭に、控えメンバーとして固定されてしまうことを、懸念しているのでは。

見やすい所に移動 → タッチ脇に居ない → やる気がない、と誤解されることを懸念

カントクが、部員に信頼されていない証とも (^_^)

 

◯声がうるさい

ウィングの甲高い声が、グラウンドに響く。

ボールに触れる機会が少ないので、代償行為として、声を出す。

リードに繋がれた犬が、吠えるように。

ウィングがボールを欲しいときは、その時だけ、SHの下の名前を呼ぶと、効果的でしょう。

 

◯サイドチェンジの活用

現状、ほぼどのチームも、ラックからボールが出たら、その後に動いている。

これは、変化を作る動き出しに合わせて、ラックから出す方が、良い。

ラックからボールが出る → 回す

 ↓

バックスが動く     → 合わせて出す

◯「どうしたら?」、動きに合わせて出さなくなるか

動きに合わせようとすると、ラックの後尾で、しばらくボールをキープする時間が生じる。

(A) ボールをキープしている間に、相手にラックをぶち壊される

(B) 早くボールを出し、相手のDFが並ぶ前に攻撃したい

Aは、最近は見られないプレー。相手がラックにプレッシャーをかけてくるまでは、有効なオプション。ラックに人数を割いてくれば、オープンのスペースも生まれる。

Bならば、本当は、「そもそも」ラックを作らず、繋いでプレーする選択肢がある。

以下のリンクを参考。今のNZよりも、球出しが5秒早い。

① CTBから、フランカーへ手渡し

② FBから、SHへ手渡し (2:30から)

 

◯各校のコーチも、声がうるさい

練習に参加し、その練習方法が効果的かどうか、体感する。

その方が、ベター。

あるいは、グラウンドに、来ない。コーチが居ないと、部員が、練習方法について、批判的になれる。

コーチが居ると、その練習方法にお墨付きを与えている形になり、批評的になりにくい。

 

◯道具を整頓

タッチライン外に、ダミーハンドとボールがきれいに並ぶ。

モノが無い → 違いに気付く

発見力を増やすには、

 ①断捨離

 ②整頓

②を、実践できている。

工学系の高校として、卒業後にも、活きてくるでしょう。

なおボールは、ギルバートのG-TR4000の方が、良いでしょう。3千円 (^_^)

 

◯サッカーの方が、良い練習をしている

サッカー部は、部員5人と。

グラウンドの隅で、1対1を磨いている。

コーンで小さなゴールを設けているのは、良い。

2対2で、パスをオプションに、シュートも狙っていると、DFを抜きやすくなるでしょう。

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