池田屋へGo!

教科書で習った池田屋事件。
京都の三条河原町に、今もある。
居酒屋と、なっている。

表の看板を見ると、当時の激闘が、しのばれる。

維新の志士20数名に対し、新撰組はわずかに4名。

どのようにして、制圧できたのか?
 
 
◯見取り図から見える闘い

見取り図がある。
それを見ると、戦い方が、見えてくる。

2階に、志士20数名。
1階に、新撰組4名。

真剣を持った5倍の人数に、どのように立ち向かうか。

新撰組は、各個撃破していったのでは?

1階と2階をつなぐ階段は、手前側と奥側に、2ヶ所。

手前は、近藤勇・永倉新八・藤堂平助で押さえる。

奥に、新撰組のエース、沖田総司を1人向かわせる。
 
 
◯新撰組の秘密

沖田は、足払いで、勝ったのでは?
あるいは、ハメ技とも。

階段では、上から斬り下ろそうとしても、相手に届かない。

反対に、下からは、相手の脛を斬り払える。

肩関節が身体の上部に付いていることからくる、上下の非対称性 (^_^)
 
 
江戸の末期に、柳剛流という剣法があった。
戦いが始まったら、地に伏せ、相手の脛を斬りはらう。無敗だったそうだ。それだけ、足払いは有効ということ。(「とほほのほ」 中島らも著)
 
 
◯志士にはトリアージュするリーダーが居なかった

新撰組は、それだけ合理的に戦っていた。

沖田総司は、天才というよりも、フェンシングのオリンピック選手。

対する志士は、薩長土肥の寄せ集め。誰がリーダーか定まっていず、強行突破の指示が出ない。

談合する政治家・思想家であり、SWATである新撰組には、各個撃破ではやられるのは必定。
 
 
◯材料はある、理解が待たれている

見取り図を見ると、よく分かる。

このように、、、皆が関心を持つ、近い歴史のことでも、、、材料はあるのに、理解されていない。

まだまだ、チャンスはありますね/
 
 
中瓶600円。
焼きそば600円。

少し腹ごしらえしてから行くと、楽しめそう/

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