情報のアウトプット方法 – KJ法
文章力は、研究力にも仕事力にも、効いてくる。
研究費をゲットする際、良い構成で書けていると、審査官の胸に響くだろう。
上司に企画案のプレゼンを通す際も。
なにより、良い構成にする過程で、自然と抜けが見えてきて、研究や企画自体がブラッシュアップされる。これが1番大きい。
①KJ法が、おすすめ。
KJ法は、京大探検部出身の地理学者、川喜田二郎氏の頭文字から。
②カードに書いて、並べ替える
書きたい項目ごとに、カードに書き、並べ替える。
厳密なルールがあるというより、各人のステージに合ったやり方で、大丈夫/
③最初に0秒思考を
カードに書く前に、A4コピー用紙に吐き出しておくと、良いでしょう。
付箋カードサイズの枠に、思考の枠まではめられないように。
やり方は、0秒思考がおすすめ。
コマツ出身の赤羽雄二氏のアウトプット作法。
・A4コピー用紙を横向きに
・1分間で4〜6行書き出す
・1日10枚ほど
ワタシはそこに、魚の骨状に、コメントを足していく。マインドマップの小さい版。
この辺りのやり方は自由で、ポイントは、付箋の大きさで枠をはめられないこと。
付箋を増やしていくことで対応できますが、掘り下げた注釈コメントを書きにくくなってくる。
水平に広がることはできるが、掘り下げにくくなる。それを、A4横向きでカバーする。
④メリット
(1) タイルのように並ぶカード。
パーツとなるタイルを、しっかり作るようになる。
(2) 各タイルがしっかりしていると、順不同でも理解可能になる。さまざまな構成で、仕上げることが出来るように。
(3) PCに頼らず、構成を試行錯誤する。ディスプレイの中の断片的な文章ではなく、テーブルの上に全体像が見え、最適なレイアウトが浮かび上がる。
⑤探検との親和性
地理学者の川喜田二郎氏は、京大探検部出身。
もともとマッピングというものに、興味があったのでしょう。
そして、既存のマップを完成品と見ず、埋めるべき空白を見つけ出すココロ。
好奇心 → 空白を見つける研究力
体感力 → 本質に根差す研究力
研究力を上げるため、KJ法、おすすめです/
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