企業の利益は、誰に配分するべき?

今や1兆円企業となった、東京エレクトロンの場合。

最大の特徴は、顧客志向で貫かれていること。
営業から、技術、サポートまで。

足の引っ張り合いがなく、顧客のために、愚直に実験を進める社風。

創業者が、育んだ社風。

営業/開発/サポート。
東京/地方/海外のどこに利益を計上すべきか。
 
 
◯何もしなくても、年収10億円

現社長の年収は、なんと10億円。
100万円の社長賞を、1000人の研究者に支給できる額。
現社長は、実は、何もしていないのだが。
 
 
◯開発は、技術が食らいついている

顧客との共同開発で、1000枚のウェーハ回路を作成したことも。

技術者は、新規開発に邁進したいところだが、堪えて対応している。
 
 
◯サポートも、顧客を離さない

顧客現場のサポートも、あなどれない。
大学院こそは出ていないが、率直な人柄が多い。
顧客の信頼を得て、離さない努力。

海外駐在。
トラブル時には、24時間対応するケースも。
 
 
◯法人税は、東京でよいのか?

現状、法人税は、東京に納められているはず。
顧客のご用聞きの営業部隊が居るだけなのだが。
(悪い人たちではありません)

・東京のサラリーが高くなる
・東京の自治体が裕福になる
・東京のインフラが整備される

必死に頑張っているのは、事業部のある地方の技術者や、海外のサポート部隊だったりするのだが。

皆さん、どう感じます?

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