SUPリバーツーリング入門

3年前、SUPボードで、狩野川を下った。

 

川面に立つと、他の世界が隠れていたことに気づく。

未知の世界を進む。

 

ボードは、カヌーと異なり、立っているだけでもバランスが必要。

白瀬のない、緩やかな流れも、積極的に乗る楽しさがある。

 

◯何日で、立てるようになる?

海岸で、サーフィン1日 + SUP 1日のトライ後、立てるように。

 

◯SUPでの川下りは、キケンではない?

SUPボードの場合、立っていると、カヌーより1級分ほど難度が上がりますが、、、

ヒザをつくと、カヌーに近い姿勢になり、0.5級ほどの差に縮まります。

 

1級(初級)の瀬なら、大丈夫でしょう。

ちょうどよい冒険気分に。

2級は、波乗りできるクラスでないと、厳しいのでは。

 

カラダが板と岩に挟まれると、水流で身動き出来なくなるので、下見は重要です/

水流が顔に届くと、タイヘンなことに。

カヌー関係者から情報収集するのも、一つの手。

 

◯カヌーの経験は必要?

カヌーはやったことがなくても、海岸 → 下見をした1級の川、とステップアップすれば、トライできるでしょう。

絶壁の間で、突然 轟音の白瀬が登場すると、タイヘン。

 

自分の場合、カヌーで、何回か川下りは経験したことはあります。

京都の瀬田川・木津川に、木曽川、釧路川。

1級がほとんどで、まれに2級の瀬も。

 

下見をすれば、大丈夫でしょう。

 

◯インフレータブル式は、自動車フリー

インフレータブルだと、公共交通機関で川の上流まで行き、下流まで下れます。

担ぐとそれなりの重量はあるので、徒歩の1区間を、30分以内におさめると良さそう。

狩野川は、修善寺橋から駿河湾まで下りました。

 

◯リジッド式は、波に

波には、インフレータブルよりも、リジッドの方が。

板がたわまず、波を受け止めて乗れそう。

波乗りを極めたい場合は、サーフィンの方が、機動力が高いでしょう。

 

◯サーフィンと比べて

SUPボードは、パドルを漕ぐのが特徴。

一箇所で波乗りを待つサーフィンと違い、空間を移動できる。

ただし、パドル動作向けに安定している分、もっさりしているとも (^_^)

 

フィールドは、SUPで一般的な河口よりも、川下りの方が、景色が変化し、楽しめる。

サーフィンに比べると地味ですが、足のバランスと、自分の力で前に進む感覚が、身に染み込みます。

 

おかしなことを言う上司が現れても、SUPを漕ぐイメージを持つと、聞き流せたり(^_^)

 

◯カヌーと比べて

カヌーは、ヒザを外に押し付けると、艇と一体化する。

その分、2級の瀬も下れる。

 

SUPは、1級の瀬でも、冒険気分を味わえる。

立ったり、座ったり、自分で視点を変える自由度もある。

 

自分は、カヌー5回、SUPは練習4回に川下り1回。

SUPでの川下りは1回だけですが、何かが身体に残っている気がします。

 

◯キャンプ道具も積める

防水バッグに入れ、バンジーコードで留める。

川の上での方向転換は、ほとんど影響を受けませんでした。

 

川の流れを聞きながら、SUPボードをマットにして、星空を見る形で寝る。

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