企業年金の由来と、アルティザン
厚生年金って、ありますよね。
企業側が、半分支払うという。
受け取り額も、国民年金に比べて、3倍ほどになっている。
◯厚生年金の由来
水田から都市へ
百姓からサラリーマンへ
↓
マクドナルド、セブンイレブンを全国へ
そのソルジャーへ吸収
ここで、企業による賃金の下げ圧を、緩和しようとした。
①見た目の賃金が、低く見える
(A) 月給20万円 + 厚生年金2万円
(B) 月給22万円
実費としては、同一だが、人事部としてはBは割高に見える。
↓
Aの方が、従業員の賃金の下げ圧を緩和できる
②定年のあるサラリーマンに、老後の補償
明治維新は、米独の工業技術の輸入のため。
製造業のサラリーマンに、引き込みたい。
自営業は定年が無く、稼ぎを続けられるが、サラリーマンは定年がある。
そこで、老後の年金を手厚くした。
ボケ判定に迷うのも、定年制をとらせたか。
自営業なら、売上ですぐ分かる。
ヒエラルキーのサラリーマンだと、ボケ始めているのか、気づきにくい。
一律定年制に。
③国民年金は、厚生年金と同額支払うと、安心
サラリーマンの厚生年金は、月収の18%を支払う。
自営業の国民年金も、同程度 掛け金を支払っておくと、安心。
国民年金の掛け金が1/3程度と低いのは、自営業の売上が不安定なため。
売上の少ない店の掛け金を、低く設定し、そちらをデフォルトにしただけ。
子供が擦り切れたTシャツでいじめられないように。
老人は、アジの干物と味噌汁で食っていける、と。
◯厚生年金との格差
受け取り額
厚生年金 月14万円
国民年金 月5万円
◯不安定さが、自営業へのリミッターに
・昔 工業技術の輸入 → 製造業へ
・今 デザイン力が必要 → サラリーマンよりアルティザン(職人)
先代をおマネするだけの職人はダメですが、、、
脱サラする気概のある自営業は、ポテンシャルがある。
サラリーマンとアルティザン。
今、どちらが必要か?
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