2021年空の旅 – 映画がマンガを参考にし始めた
ツールドモンブランからの帰国便。
映画Cats。
主人公視点のカットが多い。
FPSのよう。
あるいは、マンガ的とも。
しかし、どうも落ち着かない。
顔のアップの際に、背景が動く。
「12人の怒れる男たち」のように、止め絵で良いでしょう/
◯カメラを分ける
主人公の身体が躍動するシーンと、
主人公の視点のシーンと、
明確に分けて大丈夫。
前者は、カメラを動かし、
後者は、固定する。
主人公から他の主キャラに、視点を切り替えても良い。
◯身体的な歓びを描く試み
屋敷の中の、滑り台。
大きな布団に飛び込む。
子供時代からの身体的な歓びを描こうと。
全てがインパクトがあるわけではないが、客観的な視点から抜け出せない映画の中では、価値を放つ。
去年、映画を500本観た。
映画オタク化しているかもしれないが、この映画は見続けることが出来た。
フライト中の高揚感もあるかもしれないが、駄作ではない。
◯映画が、マンガのカット割りを、参考にし始めた。
マンガの中で、最も映画的なのは、「Blame!」。
映画のように引いたショットを挟みながら、良くできた音楽のような、心地好いテンポもある。
見比べると、まだマンガ優位。
良質のコンテンツが増えていくことは、歓迎/
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