小説も横書きに?
病院の待ち時間、そこに置いてある本を読む。
縦書きを読もうとするが、目は左右についており、何回も同じところに目を通す。
小説は、横書きにすべきでは?
とまで思う。
ラストで、その考えを改める。
◯ラストの転調
「はかなげ」の一語で転調する。
ドライで理知的な設計から、切なさへ。
縦書きの日本語が、4行先のラストのセリフを目に入れさせる。
残りの行が、メープルシロップの染みたパンケーキのような味わいに🥞
「あざと上手い」とでも言うか。
ま、空いた時間の小説。
作家の手のひらの上で踊る方が、楽しいか。
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