「脳死」
今は保険証や免許証のウラに書かれている、臓器提供。
かつて、心臓移植に踏み切り、裁判になった事件がある。
人は、どこから、死んだ、と言えるか。
ポンプがあれば、肺は動かせる。
点滴を打てば、栄養は取れる。
人の自己を、川の流れの、岩の周りの渦、と考える。
個々の細胞の活動を、川の水と。
川が流れていても、渦が消えたら、ヒトの意識は無い。
川から移植用に、水(=臓器)を取り出してもよい。
こういった議論について、立花隆は突き詰めたインタビューを繰り返し、日本の他の誰よりも透徹した認識に辿り着いた。
◯文系でも、理系の最先端が分かる。
門外漢でも、教授より深い認識を持つことが出来る。
ところで、この著作と、保険証のウラとの間に、議論はあったのだろうか? (^_^)
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