原始のビール

原始のビール
最近盛り上がっているエールビールは、上面発酵。
ラガーは、下面発酵。
どちらも混ざった、自然発酵ビールがあります。

ベルギーのランビックビール。
その代表のカンティヨン・グーズ。

琥珀色に、グレープフルーツのような酸味。
後から追いかけてくる苦味が、ビールであることを思い出させてくれる。

原始のビール。
人類の味覚は、旨味・香ばしさ・苦み、が揃うと美味しいと感じる。
狩猟時代に、肉を焚き火で焼いて食した、スモーキーな香ばしさと、焦げの苦味の生物学的な記憶。

何を食べているかが、酒のスタイルを決める
ドイツの、旨味と香ばしさのある焼きソーセージには、苦味のみのピルスナーが合う。
イギリスの、旨味と香ばしさの無いフィッシュアンドチップスには、旨味やロースト感のある、エールビールや黒ビールが合う。

ベルギーはフランス文化圏。
北方でブドウは作りにくく、ワインの代わりにビールとなる。
多彩なフランス系料理には、合うビールも多様になる。
それが、白ビールやトラピストビールなど様々なビールを産み、自然発酵ビールも保存した。

そんなビールの歴史が感じられる一杯。

国内では、いわてビールが自然発酵ビールを醸造しているよう。
輸入ビールの半額。
ランビックのクセのある味が合う方は、こちらもよいかもしれません。